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為替相場の動きの原因

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外貨投資をするほとんどの人は、現在のレートなど気にしていません。 利回りだけに目を奪われて他のことは考えていないのです。 また、銀行や証券会社の説明でも、現在が円高とか円安とかといった為替レートの説明はありません。

これは騙そうと思ってわざわざ為替のレートについて触れないというわけではありません。 おそらく薦めている本人も、為替の動きなどほとんど知らないのです。

特にニュージーランドやオーストラリアのレートについて詳しく知っている人がいたらその方が驚きです。 窓口で商品を薦めている人は、単にマニュアルに沿って商品説明をしているだけなのです。 ある程度株式投資をやっている人なら、証券会社の窓口の女性が株について詳しくは知らないということはわかっています。 それと同じです。

為替の場合は外為法が改正される98年以前は、個人が売買することはできませんでした。 為替取引をしている人は特別な職業の人に限定されていたのです。 さらに銀行に勤めているからといっても、為替に関係のない部署にいる人はたくさんいます。 そうなると為替の動きにっいて詳しく知る必要もありません。 ドルの動きくらい気にしていれば問題ないのです。為替の動きについて詳しい人が少なくで当然です。

しかし、為替相場は世界一の巨大金融市場であり、各国の経済や貿易に直接影響を与えるので、株式市場よりも影響力は大きいのです。この為替の動きを読むためには、視点を日本からアメリカに移さないといけません。 ドルは基軸通貨として世界各国の経済に影響を与えます。

原油を買うならドル建てなので、ドルがないと原油が買えません。 となると自分の国の通貨とドルのレートが大幅に動くと、当初思っていた金額で原油が手に入らなくなります。 原油以外にも決済通貨としてドルを使う取引はたくさんあります。 となると、各国の目はドルと自分の国の通貨というように、ドルを中心にその他外貨はどういう動きをしているかということに注目します。 円とドルの関係は日本とアメリカの問題だけではありません。 円とドルが両方下がったことによって、ユーロが上がるというような現象はよく起こるのです。

ところが日本経済を中心に考えている人は、日本の経済は特に問題ないし、ヨーロッパで何も景気のいい話もないのにユーロが円に対して値上がりしているのはなぜだろうと不思議に思うのです。 アメリ力経済の失速と円の金利が低いために、円を売ってユー口で運用しようという世界的な流れが背景にあるかもしれないのに、全く気がつかないのです。 相場変動の多くの原因は、アメリカの政策や景気に左右されることが多いのです。

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