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テロやその他のリスクも考慮する

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いくつかの通貨に分散しておけば、全ての国で何か起こるということは考えにくいと思います。 特に先進国であれば、短期的にはその国の通貨が一時的に暴落することがあったとしても、ある程度すれば元に戻ってくる可能性も高いので、中長期の投資を考える場合はそれほど気にしなくても大丈夫だと思います。

しかし、短期間の暴落にも耐えられない場合は危険です。 テロなどが起こると1日、2日で驚くほど為替のレートが動いてしまうことも想定しておいたほうがいいからです。

アメリカの同時多発テロのような大規模なテロが起こると金融機関の機能もマヒしてしまい、即座にポジションを決済することができなくなる可能性もないわけではないのです。

ただ、株式のように一斉に市場から資金を引き上げるわけではなく、為替の場合は安全だと思われる通貨にお金が移動します。 問題なのは、一斉に円にお金が集まってしまい、円高が急激に進行した場合です。 外貨ばかりを買っていた日本人は株式市場同様、暴落の憂き目を見ることになるのです。

この場合は、一時的に外貨売り、円売りのポジションを持って対応するか、損を覚悟で損切りすることです。 リスクコントロールは相場が動いていないときほど怠らずにしないと危険なのです。嵐は突然やってくるものです。 先進国のリスクはテロなどですが、国そのものが安定していない場合もあります。

特に金利の高い国の中にはややカントリーリスクが高めではないかと思われる国もあります。 これらの国の通貨を取引する場合は、資産の一部を投資するという形で比重を少なめにすることです。

南アフリカのランドやトルコのリラなどは政策金利が高いですが、これらばかりを取引するのはやや危険です。 超高金利通貨の運用はレバレッジを低くして、何年でもおいておける状態にして頻繁に売買しないことです。 年に1度程度見直すくらいの感じで、安くなったときに少しずつ買い足していけばいいと思います。

メキシコペソや北欧諸国の通貨なども人気が高まってきています。 これらの国への直接投資はなかなか難しいので、日本から投資する場合は投資信託を買うくらいしか方法がありません。 投資信託は手数料が高いことを考えると、手数料の安いFXでいろいろな国に分散投資できるのはとても魅力的なことだと思います。

FXの場合は、通常は利益がある程度出たら決済して円に戻すので、その間に何か起こらなければ、円で運用しているのとそれほど変わらないと考えていいでしょう。 リスクが高いと感じる国の通貨を売買する場合は、ある程度の期間の保有で利益が出たら、決済して円に換えておくというのもいいと思います。

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