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為替レートと経済指標

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物価が上昇する理由のーつは、流通するお金の量が多く、多くの人がモノやサービスを買おうとするからです。

買おうとする人が多ければ、値段を上げてもモノやサービスが売れることになるので物価は上昇します。 そこで中央銀行は政策金利を引き上げることで調整を図ります。

これにより、銀行預金の金利やお金を借りる金利が上昇するため、モノやサービスを買わずに銀行にお金を預ける傾向が強まるほか、お金を借りることも難しくなります。

結果、流通するお金の量も減り、物価が上がりにくくなるのです。 一方で景気が悪くなると、今度は政策金利を引き下げます。

つまり、先程のインフレを抑制するときとは反対に、流通するお金の量を増やして、景気の安定を図ろうとするわけです。 政策金利が低くなれば、銀行預金の金利やお金を借りる金利も低くなります。これにより、銀行預金を引き出したり、 お金を借りる人が増え、モノやサービスを買おうとする傾向が強まることが期待されます。

一般に物価とは、モノ(物)の価格を意味しますが、金融市場では、物価は、モノだけでなく、外食やクリーニングといったサービスの価格も含めて考えます。 中央銀行は、自国の物価状況を把握する際に、モノやサービスそれぞれの価格を見比べるだけでなく、公的機関が発表する物価指数を利用します。

なぜなら、社会にはモノやサービスが無数に存在するほか、それらの種類によって価格水準も大きく異なるためです。 そこで、中央銀行は、その国の物価動向全体を示すとされる物価指数を使って、物価動向を判断します。 物価指数では、購入される度合いの高いモノやサービスの価格を取り上げ、価格を『指数』で示します。 指数とは、同じ種類の数値の大小を比べる際に使われるもので、ある基準からの変化を示す値のことです。

例えば、パソコンの価格が昨年は20万円、今年は30万円だったとします。ここで昨年の価格を基準100とします。 すると、昨年のパソコンの価格指数は、100(20万円÷20万円×100)、今年のパソコンの価格指数は、150(30万円÷20万円×100)となります。

同じ方法で物価指数の対象となるモノやサービスそれぞれの価格指数を作成します。 そして最後に、モノやサービスそれぞれの購入される度合いに応じて全てを足し合わせると、その国の物価全体の動向を示す物価指数が作成されます。

多くの国では、物価指数として次の2つが発表されています。

①消費者物価指数
②生産者物価指数

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