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金利の仕組み

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90年代後半くらいから、投資に関する規制の少ない国でファンドを設立し、自由な運用方法で巨額の利益を生み出す『ヘッジファンド』が出現します。

ヘッジファンドの中には、日本やスイスなど金利の低い国で資金を調達し、米国など金利の高い国で運用することで金利差を得る「キャリー・トレード」を、大規模に実施するところもあり、これによって為替レートが変動することが増えてきました。 また、日本の機関投資家や個人投資家は、少しでも高い金利収入を求め、金利の高い外国での運用を拡大させ、結果として円を売り外貨を買う行動を強めました。

為替市場は、こうした状況に注目し、2000年頃から、金利を材料視するようになっています。 金利が材料視されて、すでに7年が経とうとしている現在においても、そのスタンスを継続し続けています。 為替市場では、金利の高い国の通貨は上昇し、金利の低い国の通貨は下落する傾向にあると考えられています。 金利の高い国では、高い金利収入を期待して、世界各国から資金が流入する傾向にあります。

ただ、金利の高い国で金利収入を得るには、その国の通貨で預金をしたり、債券を買う必要があります。 このため、結果として、金利の高い国の通貨は上昇しやすくなるのです。

一方、金利の低い国では、資金が海外に流出する傾向にあります。 低金利の日本に住む個人投資家が、少しでも高い金利収入を求めて、外貨預金や外貨MMFなどに資金をシフトさせるのは良い例です。 ただ、金利の高い国に資金をシフトさせるためには、自国の通貨を売る必要があります。 このため、金利の低い国の通貨は下落する傾向にあると考えられています。

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